1回 国際ナノ・マイクロアプリケーションコンテスト(iCAN2009

The 1st International Contest of Applications in Nano /Micro Technologies

 

開 催 要 項

 

【主催】

Chinese International NEMS SocietyIEEE Nanotechnology CouncilAsian Nano ForumPrufstelle Testing and Certification InstituteMEMSパークコンソーシアム

 

【後援】

MEMSICMEMSensingIntellisenseNippon Signal, International Micro-Nano Innovation Park

 

【日本予選主催】

MEMSパークコンソーシアム、東北大学マイクロシステム融合研究開発拠点

 

【概要】

MEMSデバイスを用いたアプリケーションを提案し、試作した成果を競う国際コンテストです。対象は高校生、高専生、専門学校生、大学生、大学院生のチームです。日本、中国、アメリカ、ドイツ、シンガポール、台湾、香港の7つの国と地域で予選を行い、20101月に中国のXiamen(厦門)で本選を行います。

 

【スケジュール】

国内予選

1次審査(書類審査)

       200946日(月) 受付開始

       2009619日(金) 受付締め切り

       2009629日(月) 審査結果発表

2次審査(試作、発表)

       20097月上旬 試作のためのMEMSデバイス配布

       20097月〜9月 グループ毎で試作

       20091013日(火)日本予選会開催(試作の成果を発表)

                    東北大学百周年記念会館(川内萩ホール)

本選

       201012023日 中国Xiamen(厦門)にて開催

 

【参加資格】

高校生、高専生、専門学校生、大学生、大学院生で構成された23名のチーム

 

【利用可能なMEMSデバイス】

光スキャナ(日本信号社)、加速度センサ(MEMSIC社)、磁気センサ(MEMSIC社)、シリコンマイク(MEMSensing社)

以下のホームページにデバイスの詳細情報がありますのでご参照ください。

http://www.ican2009.com/sensor

 

1次審査】

上記のMEMSデバイスを利用したアプリケーションのアイデアを提案してください。利用するMEMSデバイスは1個でも結構ですし、複数個、複数の種類でも結構です。申込書を以下のホームページからダウンロードして入力した後、電子メールに添付してiCAN2009日本事務局まで送ってください。

申込書

iCAN2009_JapanApplicationForm

送付先

iCAN2009日本事務局 ican2009.japan@mems.mech.tohoku.ac.jp

審査基準

   アイデアのユニークさ、社会に役立つか、などのポイントについて審査します。

審査の結果、上位約10チームが2次審査に進みます。

 

2次審査】

1次審査を通過したチームに対して、申込書に書かれたMEMSデバイスを配布しますので、チーム毎に実際にアプリケーションを試作してください。その成果を日本予選会で発表していただきます。審査の結果、上位3チームが中国の本選に進みます。

 

【本選】

中国Xiamen(厦門)にてチーム毎に発表を行います。審査の結果、以下の賞金が授与されます。

1位:3,000 米ドル (2チーム)

   2位:2,000 米ドル (4チーム)

   3位:1,000 米ドル (6チーム)

 

【費用】

1次審査を通過したチームにはMEMSデバイスを無償で提供します。

仙台で開催する国内予選の旅費、宿泊費の一部、および中国で行う本選の旅費、宿泊費の全部については、MEMSパークコンソーシアムが負担します。

 

【これまでのコンテスト(中国国内に限って開催)で提案されたアプリケーションの例】

・フィットネステレビゲーム

 加速度センサを体に装着して、ジャンプなどの動作を検知し、テレビゲーム内のキャラクターを操作する。

・「ワレモノ注意」運送中の加速度アラームシステム(右図)

 壊れやすい物品をトラックで運送中、衝撃など一定以上の加速度が加わった際にドライバーに知らせる。物品が壊れないようにやさしい運転を心がけるようにする。

 

【注意事項】

提案するアイデアは学生チームが発案したオリジナルのものに限ります。

特許などの知的財産として出願が必要と考えられる場合は、それぞれが所属する機関のルールに従い、手続きを行ってください。申込書を事務局に提出する前に、アドバイザーの先生や知的財産の担当者に相談することをお勧めします。

 

iCAN2009中国本部ホームページ:http://www.ican2009.com

iCAN2009日本事務局ホームページ:http://www.rdceim.tohoku.ac.jp/iCAN2009/index.html  

問い合わせ先:iCAN2009日本事務局 ican2009.japan@mems.mech.tohoku.ac.jp