研究開発システム・産学連携モデルの分析・提案など、技術社会システムの研究に取り組んでいます。
融合研究拠点から生み出される新しい価値を、社会において最大限に活用して速やかにイノベーションに結びつけるための仕組みに関して研究する。特に、本拠点が目指すオープンコラボレーション拠点の仕組みを検討する。
参加企業の研究テーマと分担体制の趣旨を踏まえ、知財を含む成果物の取り扱いに関する最適な契約基盤を検討し、整備を進める。
拠点形成にむけ、人材育成、拠点の評価指標の構築のための先進事例などを調査する。
原山 優子
東北大学大学院工学研究科 技術社会システム専攻 教授
上山 隆大
東北大学特定領域研究推進支援センター 客員教授
(上智大学経済学部経済学科 教授)熊野 勝文
東北大学特定領域研究推進支援センター 客員教授
高橋 真木子
東北大学特定領域研究推進支援センター 特任准教授
戸津 健太郎
東北大学産学官連携推進本部 助教
なし
このマイクロシステム融合拠点が目指すべき姿、つまり具備すべきシステムや条件を明らかにし、拠点活動に反映させることを目標として活動を行っている。
将来にわたるオープンコラボレーション拠点推進のためには、プラットフォームとなる基盤技術群の共有利用が担保されなければならないとの考えのもとで、知財を含む成果物の取扱いについて検討を行い、東北大学産学官連携推進本部の支援のもとでまとめた契約書に反映させた。また、マイクロシステムの研究開発を行っている海外拠点を訪問して、拠点の内容、運営方法などを調査し、拠点形成のために重要と考えられる要素の抽出を行った。研究成果
高橋 真木子, リサーチアドミニストレーターの活動に学ぶ(後編) 企業と契約した予算, 産学官連携ジャーナル, Vol.4 No.6 (2008), pp64-66